2013年6月3日開催

ラジオで和ぃ和ぃミーティング「あんしん高齢社会~みんなが主役~スペシャル」地域包括ケア3大プロジェクトキックオフイベント

京都地域包括ケア推進機構は6月3日(月)、京都市上京区のKBSホールで地域包括ケア3大プロジェクト普及啓発キャンペーンの
キックオフイベント「ラジオで和ぃ和ぃミーティング あんしん高齢社会~みんなが主役~スペシャル」を開催しました。
約700人の方々に参加いただき、多いに盛り上がりました。

パーソナリティ:竹内弘一(KBS京都パーソナリティ)/ 笑福亭晃瓶&中村薫(ほっかほかラジオパーソナリティ)

イベントの様子イベントの様子イベントの様子

山田啓二京都府知事「地域包括ケア3大プロジェクト」を語る

「地域包括ケア3大プロジェクト」について語る山田啓二京都府知事

山田知事は、高齢者社会が進展する中で、本年度から『認知症対策』と『リハビリ対策』、『看取り対策』の3つを重点に取り組みを進める「3大プロジェクト」に関して説明。高齢者を取り巻く様々な課題に対し、行政として取り組む必要性や平成23年6月に課題対策の推進役として京都地域包括ケア推進機構を全国に先駆けてオール京都体制で設立し、在宅療養あんしん病院登録システムなど推進機構で取り組んでいる事業プロジェクトの推進状況等について報告をされました。「高齢者になっても、安心して暮らし続けられる仕組みづくりを目指します」と語りかけました。

出演
山田啓二京都府知事

専門家らが認知症を医療・介護・家族の立場でグループトーク

グループトークの様子

医師の視点から「認知症は現状では予防も治療も確立されていないが、早期発見することで、出来ることが拡がることから、まず、早期発見のためにまずは医師に相談を」とアドバイス。また、家族の立場からは「認知症になっても、助け合える地域になれば認知症も怖くない。認知症の人と家族が安心して暮らせる社会を目指したい」との指摘があり、施設管理者からは「認知症の人は何もできなく成る訳ではない。少しのサポートがあれば家族や地域と共に暮らせる。家族だけで抱え込まずに、上手に介護サービス等を活用してほしい」と提言しました。

出演
武地一さん(京都大学医学部附属病院老年内科診療科長)
杉原優子さん(小規模多機能型居宅介護事業所 十四軒町の家管理者)
荒牧敦子さん(認知症の人と家族の会京都府支部代表)

春やすこさんのぶっちゃけ体験談「ええ格好せん介護」

体験談を語る春やすこさん

身体が不自由な両親を自宅で介護する春やすこさんは「介護は精神的にも肉体的にもしんどいけど、肩の力を抜いて、まずは自分が楽しく元気に過ごせていないとだめ。親でも腹立つこと言いますからね(笑)。家族やご近所の皆さん、ケアマネージャーなど周りの人々といい人間関係をつくり、みんなのお世話になるのも必要では」と話し、会場を沸かせました。

出演
春やすこさん

盛況の健康相談(健康ブース)

健康相談(健康ブース)の様子

会場では、骨密度測定や血圧測定などを行う健康相談を行う健康ブースが設置され、順番待ちの長蛇の列が出来るなど、大変好評をいただきました。

なおこの模様は、6月16日(日)正午から1時間、KBS京都ラジオで放送されました。
その放送内容は、右のボタンからお聞きいただけます。

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